文化財保護強調週間
11月1日から7日までの一週間は「文化財保護強調週間」です
文化財に親しむことを目的として、毎年11月1日から7日までの1週間は「文化財保護強調週間」に定められています。
文化財は先人たちが遺してくれた郷土の貴重な財産です。
みんなで大切に守り次世代に継承していきましょう。
いくつある?松川町の文化財
指定文化財
【県宝】円満坊 阿弥陀如来坐像
- 県指定文化財・・・2件
- 町指定文化財・・・32件
松川町には現在33件の指定文化財があります。
その内訳は、仏像などの彫刻や考古資料、石仏、美術品などの有形文化財が15件、縄文遺跡や古墳、城館跡、戦争遺跡などの史跡が10件、天然記念物が7件、自然保護区が1件で、うち2件は長野県の文化財指定を受けています。
松川町資料館の窓口では、指定文化財の所在地を示した文化財マップを配布しています。この機会にぜひマップを片手に文化財巡りをしてみませんか。
埋蔵文化財
【町指定】顔面把手付土器
- 周知の埋蔵文化財包蔵地・・・191件
埋蔵文化財とは、土器・石器をはじめとする「遺物」や住居跡・古墳などの「遺構」といった地中に埋まっている文化財のことを指します。このような文化財が埋まっている土地のことを「周知の埋蔵文化財包蔵地」といい、一般に遺跡と呼ばれています。
松川町では、現在191か所の地点が遺跡に登録されており、過去の発掘調査によって貴重な土器や石器、遺構が多数発見されてきました。埋蔵文化財は地域の歴史や成り立ちを明らかにするうえでとても重要な「国民共有の財産」であり、みんなで守っていく必要があります。
※遺跡の範囲内で土木・建築工事を行う場合には60日前までに届出が必要です!
事前に遺跡かどうかの確認をしますので、計画がある場合はお早めに資料館へお問い合わせください。
*詳細はこちら ⇒ 埋蔵文化財保護に関する手続きの流れについて
文化財保護のために
こんなときは松川町資料館へご相談ください!
- 蔵の片付けをしていたら古文書が出てきた…
- 工事をするので石仏をうごかしたい…
- 家を建てる予定があるけれど、敷地が遺跡かどうか確認したい…
町内には町や県の指定を受けているもの以外にも、地域の歴史や文化を今に伝える貴重な文化財がたくさんあります。
そんな地域の宝物が無くなってしまう前に!ぜひ資料館へご相談ください。
【問い合わせ先】松川町資料館 (電話)34-0733 (ファックス)34-0744
文化財所有者の皆様へ
令和7年4月から、松川町文化財保護事業補助金制度が始まりました。文化財保護に関する事業であれば、対象経費の3/10以内で補助を受けることができます。詳しくは資料館へお問い合わせください。
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会事務局 生涯学習係
〒399-3303
長野県下伊那郡松川町元大島3720
電話番号:0265-36-2622
お問い合わせはこちらから







更新日:2025年10月25日