町内河川の水質検査結果について
町では、河川の水質状況を把握する目的で、町内7か所で年4回の水質検査を行っています。
河川水質検査結果
採取した水質は全項目において環境基準を満たす結果でした。
環境基準とは、環境基本法により生活環境を保全する上で望ましい基準のことを言います。
詳しくは、添付ファイル及び環境省ホームページをご覧ください。
河川水質検査の他にも、生田一般廃棄物最終処分場放流水についても毎月水質検査を実施しています。
河川水質検査一覧表をご参照ください。
平成30年度河川水質検査結果一覧表 (PDFファイル: 47.3KB)
環境基準について(リンク先:環境省ホームページ)
https://www.env.go.jp/kijun/mizu.html
人の健康の保護に関する環境基準 (PDFファイル: 53.6KB)
生活環境の保全に関する環境基準 (PDFファイル: 265.4KB)
採水位置図
河川水質検査の採水位置図 (PDFファイル: 453.2KB)
主な用語解説
PH:水素イオン濃度
PHは、水素イオン濃度のことで水の酸性・中性・アルカリ性を示す数値です。PH7が中性でそれより数値が大きくなるとアルカリ性、小さくなると酸性になります。植物プランクトンの光合成や工場排水などにより数値が増減します。
BOD:生物化学的酸素要求量
生物化学的酸素要求量のことです。水中の微生物は、酸素を取り込み有機物を分解して気体にし、水をきれいにします。BODはこの時に必要な酸素の量で、この数値が大きいほど水中に有機物が多いことを意味し、水質汚濁を示す代表的な指標となります。
COD:化学的酸素要求量
水中に含まれる有機物が酸化剤によって酸化されるとき、消費する酸化剤の量をそれに相当する酸素量で表現した数値です。海域や湖沼において生活環境項目として採用されており、値が高いほど水が汚れていることになります。
SS:浮遊物質
水中に浮遊している直径2ミリメートル以下の粒子状物質の量を表したもの。分かりやすく言うと水のにごり。細かい粘土粒子や動植物プランクトン、工場排水による有機物や金属の沈殿物などを含みます。SSが多いと水中への光が妨げられ、植物の光合成に影響することがあります。
全窒素(T-N)
水中に含まれる窒素化合物を示します。富栄養化の指標として最もよく使われます。
全リン(T-P)
水中に含まれるリン化合物を示します。全窒素と同じく富栄養化の指標として使われます。
大腸菌群数
水中に含まれる大腸菌及び大腸菌に類似する細菌のことです。人や動物の排泄物の指標として用いられます。
きれいな河川を守るために皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
この記事に関するお問い合わせ先
住民税務課 環境係
〒399-3303
長野県下伊那郡松川町元大島3823
電話番号:0265-36-7046
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更新日:2019年09月20日