合併処理浄化槽の維持管理
浄化槽は、家庭のトイレ、台所、風呂などから出る水の汚れ(有機物)を、微生物の働きにより、分解・浄化し、きれいな水を放流するための装置です。微生物が十分に働くためには、浄化槽の正しい使用と適正な維持管理が必要です。
浄化槽の維持管理が行われないと、浄化槽の故障の原因となるほか、汚水が処理されないまま流れ出て、放流先の道路側溝や水路まで汚してしまうなど、周辺環境の悪化にもつながります。
浄化槽が正常に機能するよう、次の3つを守りましょう
1、保守点検を定期的に行いましょう
保守点検は、汚水が適正に処理されるよう、浄化槽内の微生物の管理、装置の点検や調整、消毒剤の補充などを行います。保守点検を委託する場合は、長野県知事の登録を受けた業者へ委託してください。
保守点検業者については、下記のリンクをご覧ください。
長野県知事登録 浄化槽保守点検業者一覧表(長野県ホームページ)
2、清掃を定期的に行いましょう
清掃は、浄化槽内にたまった汚泥や異物の除去、装置・機械の洗浄を、松川町の許可を受けた清掃業者が行います。
業者名 | 電話番号 |
---|---|
株式会社 南信サービス | 0265-35-2412 |
北部衛生 有限会社 | 0265-35-2706 |
3、法定検査を必ず受けましょう
保守点検や清掃が適切に行われているか、浄化槽が正常に機能しているかを、長野県知事指定検査機関である(公社)長野県浄化槽協会の検査員が検査します。
次のことを守って正しく使用しましょう
・トイレでは必ずトイレットペーパーを使用し、水に溶けない紙や吸い殻、ガム、紙おむつ、衛生用品などは絶対に流さないでください。
・残った油、酒類、料理くず、残飯は流さないでください。
・毛髪は排水口にネットなどを付け、取り除いてください。
・入浴剤は少なめに使ってください。
・洗剤は中性のものを適量使用してください。
・漂白剤は塩素系でないものを適量使用してください。
この記事に関するお問い合わせ先
建設水道リニア対策課 下水道係
〒399-3303
長野県下伊那郡松川町元大島3823
電話番号:0265-36-7026
更新日:2021年09月17日