下水道に異物を流さないでください
異物の流入によるマンホールポンプの故障が多発しています
以前より、マンホールポンプに異物が流入してポンプが停止する故障が多発しています。
マンホールポンプとは、低い土地の汚水をマンホール内に設置した水中ポンプで、高い土地まで圧送するための下水道施設です。
下の写真は、ポンプ内部に異物(布類)が絡まりポンプが停止したため、現地で緊急対応を行った時のものです。
マンホールポンプ内部の様子
引き上げたポンプ
分解整備中のポンプ
ポンプ内に絡まっていた異物(布類)
マンホールポンプが故障すると
マンホールポンプに異物が流入すると、ポンプが異物を吸い込み、内部で絡まることで動作が停止(故障)します。最悪の場合はポンプが破損することもあります。
ポンプが故障し、汚水が圧送できなくなると、汚水が道路に溢れ出たり、周囲のご家庭の排水設備へ逆流する恐れがあります。
また、修理には費用がかかるため、結果として使用者の皆さまの負担が増えることになります。原因が特定できる場合には、その原因者に修理代などの負担をお願いしています。
下水道を正しく使用してください
流入してくる異物は主に、布類(タオル、下着)、生理用品、マスク、ティッシュペーパー、ウェットティッシュ、ビニール袋、プラスチック片、野菜くずなどです。
下水道では異物を処理することはできません。下水道に流した異物は汚水管の詰まりや、下水道施設の機器故障の原因になります。
下水道施設は町民の皆さん共有の財産です。正しく使用するよう心がけてください。
この記事に関するお問い合わせ先
建設水道リニア対策課 下水道係
〒399-3303
長野県下伊那郡松川町元大島3823
電話番号:0265-36-7026
更新日:2021年11月19日