大島城の伝説
大蛇ヶ城の大蛇伝説

「大蛇が城」の伝説
「大蛇が城(大島城)の崖下にある天竜川の深い淵には大蛇が棲み、時々白い息を吹き上げ城を隠していました。天正十年二月、織田の大軍が白い霧で包まれたこの城を攻めあぐねた時、これは大蛇の仕業だと淵に無数の矢を射込むと、大蛇が浮き上がり、白い霧が晴れ、城が落城した」という伝説です。
(関連項目:台城公園,大島城跡)
金鶏伝説
大島城の井戸跡には金の鶏という伝説が語り継がれてきました。敵兵に攻め込まれ、荒れ狂う城兵と猛火とともに落城する大島城を見た姫は最期を悟り、可愛がっていた金の鶏とともに井戸に身を投げて死んでしまったという悲しいお話です。今でも元旦の朝、井戸のほとりで耳を澄ますと、遠くの地の底からかすかに鶏の鳴く声が聞こえてくるといわれています。

大島城の井戸跡
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更新日:2020年05月28日