熱中症の予防について
毎日、真夏日が続き、気温が非常に高く、熱中症などにより体調を崩される方も多くなっています。
熱中症は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態のことです。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもありますが、予防法を知って実践することで、熱中症は防ぐことができます。体調の変化に気をつけるとともに、周囲の方々や周辺の環境にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
熱中症予防のポイント
熱中症の予防には、次の3つが重要です。
1つ目は「水分補給」です。
喉の乾きを感じる前に、こまめな水分補給を行いましょう。
特に、高齢者の方は、暑さやのどの渇きを感じにくく、室内でも熱中症になることもあるので十分ご注意ください。
2つ目は「暑さを避ける」ことです。
涼しい服装を心がけ、屋外では日陰を選んで歩いたり、帽子をかぶったりしましょう。
小さなこどもは、地表面からの熱の影響を受けやすく、大人よりも熱中症になりやすいので、特に注意が必要です。風通しのよい涼しい服を着せて、水分をこまめに飲ませるようにしましょう。
熱中症の約4割は室内で発生し、日中だけでなく、夜間も注意が必要です。 エアコンや扇風機を上手に使用し、室内に熱がこもらないようにしましょう。
3つ目は「暑さに備えた体力をつける」ことです。
栄養バランスのとれた食事や十分な睡眠をとり、規則正しい生活を送ることが大切です。
熱中症を予防し、暑い夏を上手に乗り切りましょう!
更新日:2024年08月01日