国土利用計画(松川町計画)1.町土の利用に関する基本構想その2

(4)利用区分別の土地利用の基本方向
(5)地域類型別の町土利用の基本方向

(4)利用区分別の土地利用の基本方向

1.農用地

農用地については、農業の健全な発展を図り、食料の安定供給を担う経営体を育成するため、農業生産基盤の整備と優良農地の確保を推進します。
農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想(町農業基本構想)において、遊休農地対策を位置づけ、農業委員会や農業協同組合と連携しながら、遊休農地の発生防止と解消のための措置を強化します。
遊休農地対策として、認定農業者など意欲ある担い手の規模拡大が図れるよう農地利用集積を推進するほか、農地保有合理化事業を推進します。
中山間地域などは、地域特性を活かした農業振興を図り活性化を推進します。

2.森林・原野

木材生産などの経済的機能とともに、町土の保全、水源かん養、保健休養、自然環境保全など図るため、森林整備計画に基づいた、森林の適正な育成・造成と管理を計画的・効率的に推進します。
森林の公益的な機能が発揮でき、生物が生息する豊な森をつくるため、複層林、広葉樹の整備に努めます。
中山間地域などにおいて、自然環境との調和を図りながら、地元産の松茸、山菜、花木などの特用林産物の振興を推進します。
良好な自然環境を形成している森林については、生態系及び景観の観点からその保全に努めます。

3.水面・河川・水路

洪水などの災害を未然に防ぐため、河川・水路や砂防施設の改修を進め適切な管理を行います。
水資源と水源地の保全、河川や農業用用排水路などの整備に要する用地の確保を図ります。
河川やため池など自然環境を保全するとともに、安らぎと潤いのある水辺空間の創造に努め、周辺環境との調和を図りながら、人と自然が親しむ憩いとふれあいのある場づくりを推進します。

4.道路

中心市街地活性化のため都市計画街路整備計画を見直し、整備を推進します。
幹線道路整備計画を策定し、緊急性・必要性の高い路線から安全性を確保しながら、計画的な整備を進めます。
道路沿線の景観や環境保全に配慮するため、地域との協働により、アダブトシステムなどの推進を図ります。

5.宅地

ア 住宅地

定住対策に伴う世帯数の増加や核家族化の進行などによる住宅需要に対応するため、自然環境の保全や景観に配慮しながら、計画的に用地を確保します。

住宅地と農用地との混在地域は、お互いにとって快適な環境や、美しい環境がつくられるよう、地域の特性に応じた土地利用などの一定のルールづくりを推進します。

イ 工業用地

地域経済が将来にわたって持続的に発展し、若者の定住・雇用の確保のために、地域産業と調和を図りながら、計画的に必要な工業用地の確保に努めます。

工業団地における既存企業の事業縮小などによる工場の移転・閉鎖などがあった場合、工場跡地などは、新たな企業誘致に努めます。

ウ その他の宅地

中心市街地の活性化を図るため、地元や商工会とともに

6.その他(公共用地など)

公園・緑地、文教施設、厚生施設の公共・公益施設などは町民生活の向上及びニーズの多様化を踏まえて、本町の基本構想に基づき計画的に必要な用地の確保を図ります。

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〒399-3303
長野県下伊那郡松川町元大島3823
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更新日:2019年03月29日

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