町民意識調査アンケートの結果について

令和5年12月に実施した、町民意識調査アンケートの結果について紹介します。回答にご協力いただき、ありがとうございました。

アンケート結果は、将来に向けた町の指針となる第6次松川町総合計画の策定のための重要な基礎資料として活用させていただきます。

基礎情報

目的

令和7年度を始期とする次期総合計画を策定するにあたり、町の政策の方向性・企画立案のための重要な基礎資料として活用すること。

調査対象

松川町に町民登録があり、令和5年11月1日時点で満18歳以上の町民2,500人

抽出方法

住民基本台帳から無作為抽出

※町内を8地区に分割し、令和5年11月1日時点の各地区の人口(母集団)の大きさに応じて標本数(2,500)を配分した上で無作為抽出しています。

調査方法

  • 配布…郵送
  • 回収…郵送、窓口、インターネット

調査期間

令和5年12月8日(金曜日)~令和5年12月31日(日曜日)

回収結果

  回収数 回収率 備考
全体 1,033 41.3%  
用紙 692 67.0% ※回収数に対する割合
WEB 341 33.0% ※回収数に対する割合

 

調査項目

  1. 回答者の属性等(11項目)
  2. 地域幸福度(Well-Being)指標測定のための主観アンケート(51項目)
  3. 第5次総合計画[改訂版]に記載の各種施策分野の満足度及び重要度(31項目)

調査結果

報告書全文

結果の詳細全文については、PDFファイルをご覧ください。

令和5年度町民意識調査報告書(PDFファイル:2.7MB)

ローデータ

アンケートの集計結果のローデータはエクセルファイルをダウンロードしてご覧いただけますので、調査結果についてより詳細にお知りになりたいなどの方は、ご自由にご活用ください。

ローデータとは、原則として何も手を加えていない状態の調査結果の生の回答データのことを言います。

【注意事項】

  1. 地区、年代等、個人の属性に関する設問項目によって回答者個人が特定されてしまうことを防ぐため秘匿処理を行っています。
  2. 秘匿処理内容は、問5の回答において、8地区別に回答するようになっているところ、提供するローデータでは、福与・部奈・生東地区をまとめて「生田地区」として変換したものです。
  3. ローデータは、使用者が独自に分析するなど、二次利用いただけますが、ご利用者様の決定、行為、及びその結果について、松川町は一切の責任を負いません。ご利用にあたっては、ご利用者様ご自身で御判断くださいますようお願い申し上げます。
  4. ローデータ及びその分析等を引用する場合は、必ず出所:松川町役場「令和5年度町民意識調査」と明記してください。

地域幸福度(Well-Being)指標について

今回のアンケート中、問12から問19において、初の試みとして、一般社団法人スマートシティ・インスティテュートが作成・開発した、地域幸福度(Well-Being)指標を測定するための設問を盛り込んでいます。

総合計画によって目指すゴールは、町民の「暮らしやすさ」や「幸福度」を高めていくことであると考えており、地域幸福度(Well-Being)指標を活用することで、松川町ならではの特性を可視化・把握します。

地域幸福度(Well-Being)とは?

地域幸福度(Well-Being)とは、「身体的・精神的・社会的に良好な状態にあること」を言い、1946年、世界保健機関(WHO)設立の際に考案された憲章の中で初めて言及されたものです。

「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態(Well-being)にあることをいいます。」(日本WHO協会:訳)

地域幸福度(Well-Being)指標とは?

地域全体や町民の「暮らしやすさ」や「幸福感」といった感覚的な概念を可視化するための指標です。

この指標は、デジタル庁などが進める「デジタル田園都市国家構想」により実現を目指す「心ゆたかな暮らし」と「持続可能な環境・社会・経済」を可視化するため、一般社団スマートシティ・インスティテュートが開発したものであり、地域固有の実態を把握できるように基礎自治体単位での測定が可能です。

町民の幸福感を高めるまちづくりの指標として、全国各地域において活用が広がってきています。

指標の構成について(概要)

○ 地域幸福度指標は、
・地域における幸福度・生活満足度を計る4つの設問
・24のカテゴリーから成る3つの要素 (“生活環境、“地域の人間関係、“自分らしい生き方” )
から構成されます。

○ さらに、24 のカテゴリー毎に、主観指標と客観指標が設定されています。
客観指標と主観指標のデータをバランスよく活用し、町民の「暮らしやすさ」と「幸福感」を指標で数値化・可視化します。それぞれの指標は偏差値化されています。

<客観指標>・・・統計値など、客観的に測定できるデータ
<主観指標>・・・町民の主観によるアンケートデータ

○ 主観指標を図るアンケート設問は、全国標準化された項目であり、今回のアンケートでは問12~問19の8問51項目の部分です。

一般社団法人スマートシティ・インスティテュート「地域幸福度(Well-Being)指標利活用ガイドブック」より抜粋

一般社団法人スマートシティ・インスティテュート「地域幸福度(Well-Being)指標利活用ガイドブック」より抜粋

松川町の地域幸福度(Well-Being)指標概要

地域幸福度(Well-Being)指標スパイダーチャート

地域幸福度(Well-Being)指標における24因子の松川町スパイダーチャート

※(一社)スマートシティ・インスティテュート 地域幸福度(Well-Being)指標サイトにおけるダッシュボード中の松川町偏差値一覧から松川町作成

 

地域幸福度(Well-Being)指標は、WEB上で公開されており、どなたでも閲覧可能です。指標は全国共通のため、指標を活用している他地域と比較を行うことができます。

地域幸福度(Well-Being)指標は下記リンクからご覧いただけます。

この記事に関するお問い合わせ先

まちづくり政策課 企画調整係

〒399-3303
長野県下伊那郡松川町元大島3823
電話番号:0265-36-7014

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更新日:2024年03月13日

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