コスタリカ・オリンピック選手団との交流会を開催しました

役場でコスタリカ・オリンピック選手団歓迎式

2021年8月3~5日、オリンピック出場を終えたアンドレア・バルガス選手(陸上・女子100mハードル)と、ジェラルド・ドゥルモンド選手(陸上・男子400mハードル)、駐日コスタリカ大使館のアレクサンダー・サラス大使夫妻をお招きしました。

4名は滞在中、様々なプログラムを通して、松川町の人々と交流を深めました。

ようこそ松川町へ!中学生10人が中心となり歓迎交流会を開催

松川中学生10人がオリンピック選手団を歓迎

「選手たちと直接交流したい」と、松川中学生の有志10人が実行委員会をつくり、交流の企画や当日運営を担当。

「コロナ禍でどんなおもてなしができるか」「選手たちと一緒に何がしたいか」などアイデアを出し合い、6月から準備を進めてきました。

当日は、町や学校の紹介、ジェスチャーゲーム、書道や南京玉すだれといった文化体験、選手とのフリートークなど、様々な催しを用意。

 

中学生が町を紹介
アイスブレーキングとしてジェスチャーゲームを企画
伝統芸能の南京玉すだれに挑戦
書道体験で自分や家族の名前を書きました
書道体験をたのしみました
グループに分かれて選手とフリートーク

最初はお互いに緊張した様子でしたが、企画を通してだんだんと心の距離が近くなりました。最後のトークタイムでは、日本の学校生活やコスタリカの様子、将来の夢についてなど、色々なお話ができました。

選手たちは、心温まる歓迎や初めての日本文化体験にとても喜び、楽しい時間を共有しました。

 

陸上クラブの小中学生が選手と交流

オリンピック選手と全力疾走!

選手2名とも陸上代表だったため、松川陸上クラブの小中学生との交流会を開催しました。

一緒に体を動かし、世界レベルの走りを見たり、オリンピック選手と競争したり、貴重な機会となりました。

後半の質問タイムでは「一日どれくらいトレーニングしていますか」「どうして陸上を始めましたか」など色々な質問が出ました。

アンドレア選手がハードル走を披露

【子どもたちの感想】

・あまりできない経験ができて良かった。ハードルを飛んでいるときに、やっぱり子どもとは違ってすごいなと思いました。

・伸びがすごくて飛んでいるみたいだった。こんな走りみたことないです。

・一緒に走れて嬉しかった。とても良い思い出ができました。

 

オリンピック選手講演会を開催

約50名の参加者に向けて、これまでの競技人生やオリンピック出場経験についてお話いただきました。

幼い頃から人一倍の努力を積み重ね、ついに夢を叶えた2名の言葉は、多くの方の心に響きました。

オリンピック選手講演会を開催しました
オリンピック選手講演会

【参加者の感想】

・オリンピック選手になるまでの努力や家族の支えの話などを本人から聞けるのは、一生に一度ないくらいです。とても参加できたことを嬉しく思えました。

・決して環境が整っているわけではない状況下でのお2人のこれまでの努力や強い意志に大変感銘を受けるとともに、パワーをいただきました。今後も応援しています。

選手から松川町の皆さんへ

アンドレア・バルガス選手
アンドレア・バルガス選手

幼少期から母親がコーチとなり、妹のノエリア選手(陸上・20km競歩)と五輪初出場。準決勝で全体9位と素晴らしい結果を残す。

【コメント】

選手村で缶づめになっていた時と違い、色んなものが見れて嬉しかったです。自然と調和した美しい町で、何よりも皆さん大変優しく迎えてくれました。こうして交流できたことがとても幸せです。応援動画も感激しました。一生懸命準備してくださったことに心から感謝しています。

ジェラルド・ドゥルモンド選手
ジェラルド・ドゥルモンド選手

幼い頃にテレビで見たアテネ五輪をきっかけに、オリンピックを目指す。東京大会では足に怪我を抱えながらも好タイムで完走。

【コメント】

日本文化の紹介はすごく面白くて、子どもたちとの交流は楽しかったです。自分が小さい時にオリンピック選手を見て夢を描いたように、皆もいつか私たちを思い出して、夢に向かって頑張ろうと思ってくれたら嬉しいです。忘れられない経験になりました。ありがとうございました。

更新日:2021年10月12日

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