コスタリカってどんな国?
松川町のホストタウン相手国であるコスタリカを紹介します。
コスタリカ(Costa Rica)の基本情報
中米に位置するコスタリカ
正式国名:コスタリカ共和国
人口:約500万人(福岡県より少し少ない)
面積:51,100㎢(四国と九州を合わせたほど)
首都:サンホセ
言語:スペイン語
時差:日本からマイナス15時間
宗教:カトリック
特産:コーヒー、バナナ、パイナップル等
主な特徴
その1:豊かな自然環境と持続可能な開発
太平洋とカリブ海に挟まれた小さな国土には、アメリカ大陸を縦断するアンデス山脈が連なり、非常に珍しい自然環境があります。また、北米と南米の合流地点として、様々な生態系が集まる世界でも有数の自然大国です。
そんなコスタリカは、国土の4分の1を国立公園や自然保護区に指定し、国を挙げて動植物を守る活動やエコツーリズムの推進に力を入れています。
さらには、国内電力の98%以上が水力・風力・地熱といった再生可能エネルギーによって供給されているという先進的な取組みをしている国です。
活火山で有名なポアス火山
国民からも人気なナマケモノ
国立公園のビーチ
その2:米と豆がメインのコスタリカごはん
コスタリカの主食はお米で、インディカ米という長粒米です。
黒インゲン豆やひよこ豆などの豆類もスープや副菜として普段から食べられており、肉や魚のメイン料理と副菜、お米をワンプレートに盛ったスタイルをよく見かけます。
また、トウモロコシ粉を使った伝統料理のトルティーヤやタマルも人気な料理。
マンゴーやパイナップルなどのほか、日本では見慣れない南国フルーツも豊富で、市場に行くと様々な食材が山になって量り売りされています。
定番の朝食「ガジョピント」(黒豆ごはん)
市場に並ぶ野菜や果物
野菜やお肉が入ったタマル
その3:軍隊を放棄し、教育と福祉を充実させた「幸せの国」
1948年、内戦を終えたコスタリカは『兵士よりも多くの教師を』というスローガンで軍隊を廃止。
軍事予算をゼロにして、国家予算の大部分を教育と医療・福祉にまわすことで安定した社会を築きました。
義務教育の充実で識字率は97%と高く、専門性の高い高等教育にも力を入れています。また、社会保障制度や健康保険制度も整えられ、平均寿命は80歳となっています。
そんなコスタリカは「ニュー・エコノミクス財団」が4年ごとに調査を行っている「地球幸福度指数」で3回連続の1位となっており、「幸せの国」としても注目されています。
「プラ・ビダ(Pura vida)」なコスタリカの人々
独立記念日のパレード
コスタリカには『プラ・ビダ(Pura vida)』という言葉があります。
直訳すると「純粋な人生」「素朴な生活」といった意味ですが、コスタリカでは「最高」「楽しい」「ありがとう」「大丈夫」などと、とにかくポジティブな言葉として、色んな場面で使われています。
「何とかなる」「すべて上手くいく」というコスタリカの人々の前向きさや穏やかさを表したような言葉で、誰から親しまれています。
いかがでしたか?
魅力あふれるコスタリカを多くの人に知ってもらえたら嬉しいです。
Pura vida, Costa Rica(プラ・ビダ、コスタリカ)!
更新日:2021年03月17日