(趣旨)

第1条　この告示は、町が発注する業務(建設工事の請負及び建設工事に係る測量、調査、設計、工事監理その他の業務委託並びに製造の請負並びに物品等の購入に係る業務をいう。以下「対象業務等」という。)に係る競争入札において、電子入札を実施することに関し、松川町財務規則(平成19年松川町規則第5号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条　この告示において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(対象業務等)

第3条　電子入札の対象業務等は、町の業者選定委員会が指定するものとする。

(入札の広告等)

第4条　予算執行者(規則第2条第2号に規定する予算執行者をいう。以下同じ。)は、電子入札により入札を実施するときは、一般競争入札の公告及び指名競争入札の通知(以下「指名通知」という。)においてその旨を指定し、規則第106条に定めるもののほか、次の各号に掲げる事項を併せて記載するものとする。

(利用者登録)

第5条　電子入札に参加しようとする者(以下「入札参加者」という。)は、ICカードを使用して、電子入札システムにより利用者登録をしなければならない。

(予定価格の登録)

第6条　予算執行者は、電子入札により入札を実施するときは、開札時に当該入札の予定価格(規則第107条の規定による予定価格をいう。以下同じ。)を電子入札システムに登録するものとする。

(入札書の提出)

第7条　入札参加者は、入札価格及びくじ番号を登録した入札書を電子入札システムにより、公告又は指名通知で指定した日時(以下「入札書受付締切日時」という。)までに提出しなければならない。

(紙入札)

第8条　前条の規定にかかわらず、やむを得ず紙入札書により入札に参加しようとする者(以下「紙入札者」という。)は、紙入札方式参加申請書(別記様式)を町長に提出し、その承諾を得なければならない。

(入札の辞退)

第9条　入札参加者は、指名通知受理後に当該入札を辞退するときは、入札書受付締切日時までに電子入札システムにより辞退届を提出しなければならない。

(開札)

第10条　予算執行者は、公告又は指名通知で指定した日時及び場所において開札を行うものとする。

(入札の無効)

第11条　入札参加者が、次の各号のいずれかに該当する場合は、その入札を無効とする。

(落札者等の決定)

第12条　予算執行者は、開札の結果、落札者及び落札候補者を決定したときは、電子入札システムにより当該入札参加者へ通知するものとする。ただし、紙入札により参加した者があるときその他これによることができないときは、別途通知するものとする。

(落札決定の保留)

第13条　予算執行者は、一般競争入札における入札参加資格の審査その他の理由により必要がある場合は、落札決定を保留するものとする。この場合において、落札決定の保留について、電子入札システムにより当該入札参加者へ通知するものとする。ただし、紙入札者があるときその他これによることができないときは、別途通知するものとする。

(災害時の対応)

第14条　予算執行者は、電子入札システムの障害、停電又は通信事業者に起因する通信障害その他やむを得ない事情により複数の入札参加者が電子入札システムによる入札が困難と判断したときは、その原因、復旧の見込み等を調査し、受付締切時間及び開札予定時間を変更し、又は延長し、若しくは紙入札へ変更する等必要な措置を講ずるものとする。

(補則)

第15条　この告示に定めるもののほか、電子入札に関し必要な事項は、別に定める。