○交通安全都市宣言
昭和37年2月26日
宣言
我が国産業経済の伸長に伴い陸上交通量は著しく増加複雑化し最近の交通事故の激増ぶりは真に憂慮すべきものである。
特に我が松川町は上下伊那の郡境にあって国鉄飯田線、2級国道153号線を始め主要地方道伊那生田飯田線の外県道5線の主要幹線道路などの交通量はとみに増加し加ふるに昭和36年6月災害復旧事業及近く開始せらるる小渋川総合開発事業の推進により資材運搬その他の交通量は激増するは必至であり交通事情は悪化し交通禍の脅威を益々増大するものと思はれその事故発生は町民の大きな不安となっている。
このときに当たり町民の総意を結集しこれら交通事故の絶滅と保全を期するため当松川町全域を「交通安全都市」とすることとし全町的に強力な施策を推進し無事故の明るい町の建設に邁進する。
上記宣言する。